TEST VERIFICATION
− 検査・試験について −

全ての製品に安心と、責任を。
高品質なものづくりで、期待に応えていく。

4つの事業本部を展開する広島化成では、オリジナル製品の製造はもちろん、
大手メーカーの依頼内容に合わせて開発から製造まで担うケースもあります。
その全てにおいて、安心、安全に使用できること、耐久性、耐候性に優れていること、
機能を満たしているなど、品質に責任を持てるよう、
社内に検査設備を設け、試験を行っています。
総合研究開発センターを中心に、各部署でさまざまな検査・試験機器を導入し、
材料の試験や検査を実施。
求められる基準よりもさらに上の基準を満たした高品質のもののみ、
「広島化成」の製品として世の中に送り出しています。


第一工場内にある総合開発研究センター

主な検査を紹介

引張性能試験
製品や製品に使用する材料が、どれだけの力に耐えられるか、強度を測定・確認するために使用する器機です。ゴム素材など引張強度が必要な材料を中心に、検査を行っています。
キセノンウェザーメーター
太陽の光(なかでも紫外線)をはじめ、熱・雨・風などの屋外の厳しい環境を人工的に再現できる機械です。試験機内に検査対象の材料を設置し、その劣化を評価します。ウェザーメーターの特長は、実際に屋外でテストをするよりも、短時間で耐候性評価を行うことができることです。屋外で使用する製品の品質を調べるために欠かせない機械です。
フェードメーター
材料および製品の日光に対する変色・退色度合いを検査する機械です。紫外線カーボンアーク灯光を用いて、製品や材料の変退色の評価を行います。
ギアオーブン
ギアオーブンは、熱に対する安定性と、劣化の特性を評価する為の試験機です。検査・調査を行いたい製品や材料を機内に放置し、過剰な熱をかけることで劣化を促進させて評価します。
最後は人の目で確認を
大小様々な設備をそろえて、様々な検査を行える環境を整備していますが、自信を持って高品質なものを世の中に送り出す為に、機械検査に加えて、検査員が目視検査(ダブルチェック)を行う事もあります。

工業用品事業本部

ドア開閉耐久試験
ドア部分に使用されるゴム素材の強度、耐久性を確かめるため、機械でドアを開閉させ、耐久試験を行っています。長期間、厳しい環境でも耐えられる材料かどうか、パソコン上の計算だけで済ませることなく、実際に稼働させて確かめています。
透過音測定
箱型の検査機械の中に、ウェザーストリップや防音材など、開発した材料を設置し、適切な遮音性能を持つ材料かどうか検査を行っています。

シューズ事業本部

水中屈曲試験
日常使いのシューズは、雨天時でも使用されます。当社では、水位・屈曲角度・屈曲回数など、製品別に設定した条件で、防水性の確認を行っています。
屈曲試験
シューズに実際の使用を想定した角度で繰り返し屈曲運動を与えて、疲労による靴甲皮および靴底材料に問題がないか確認。材料も、繰り返し屈曲運動を与えることで疲労により容易に亀裂発生しないか検査しています。
材料屈曲性試験
屈曲試験機を使用した材料の耐屈曲性確認試験。材料に繰り返し屈曲運動を与え、その機械的疲労 により容易に亀裂発生しないかどうかを確認します。

化成品事業本部

配合
新しい材料を調査したり、新しい製品を送り出す為に、何種類もの材料とそれらの各添加量を、何度も組み合わせます。試験結果に精度を出す為に、正確な計量を繰り返します。
テストロール
フィルム・シート開発に欠かせない試験機がテストロールです。温度や圧力を変えながら、配合物を混練りします。樹脂の溶融状態や熱安定性の確認を行い、製品化の可否判断に使用されます。

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